誰もが良い車を安く手に入れたいものです

中古車は新車とは異なり、年式や走行距離、車両の装備などのカスタマイズ具合によっても人気度や相場が変動します。人気度や相場は価格に直結しますから、価格も車の状態も全く同じと言えるものは世の中に1つも存在しません。また中古車はオンリーワンというメリットがある反面、実際に手元に届いてから問題がみつかったということも少なくありません。

中古車を賢く=“良い状態で、且つお値打ちな価格で”手に入れるためのアドバイスを3点にまとめました。

また、クルマを購入するにあたって駐車場の確保や車検の残期限の確認、保険への加入手続き…等、何かとやることが山積み。「新車であればメーカーさんの営業マンがやってくれたけど、どこまで自分でやらなきゃいけないのか不安だ。」というお客様も珍しくありません。準備が遅れたり、漏れていただけで納車が遅れて予定通りにならなくなってしなうことも…。そうならないためにも把握しておきたい中古車購入までの流れをご紹介致します。

1.値引き幅の大きい“時期”を狙う

中古車の購入を考えているあなたに新車のオススメ購入時期のお話をしますが、全く関係ないと思わないでください。実は、中古車購入時期にも密接に関わってくるのです。ご存知でしたか?新車購入の値引き幅は年間を通して一定額ではありません。

では、いつ値引き幅が多くなるのか?それは「決算前」です。3月と9月(中間決算期)が大幅値引きのチャンス。そして7月や12月のボーナス商戦時期もねらい目です。

会社が大幅値引きを行う理由は、少しでも売上を伸ばし、リリースしたブランドをヒット商品へと導き、業績を上げて株主へアピールしたいからです。ただし、細かい話をすればディーラーは3月や9月に新車登録を完了させたいので、ギリギリで納車が翌月になってしまうということがないように注意が必要です。余裕をもって交渉および購入計画を立てましょう。

さて、話は中古車へと戻しますがこの新車の大幅値引きの時期がどうして中古車の購入時期にも影響してくるのでしょうか?それには“大人の事情”があるからです。先ほども業績をより良く見せたいがために大幅な値引きを行うことがあると言いましたが、ここがミソ。実は、メーカー側がディーラー側に課すノルマによって実際には売れていないのに売れたことにする(=登録済みの)車が出てくるのです。いわゆる新古車というものですが、新古車とは展示車や試乗車のものではなく、そういう大人の事情が入った車もあるのです。

あまりに走行距離が短い、新車発表されてからすぐ中古車情報に載っている、そんな中古車は大人の事情の車かもしれませんね。

2.「諸経費」に注意、信頼のおける販売店を見極める“目を養う”

昨今、中古車販売市場の競争は激化しており、価格勝負!という売り出し方をしている販売業者をよく見かけます。ここで、お客様には良い販売店かそうでない販売店かを見極める目を養っていただきたいと思います。

中古車はこの世に全く同じモノは存在しません。但し、相場というものはございます。車両本体価格があまりに安い表示には、お買い得な中古車だ!と思いがちですがすぐに飛びつくことをせず冷静に分析してみることです。なぜならそこには、安く表示できる仕組みがあるからです。

最近の傾向として車両本体価格を相場よりも格段に安くし、その分を諸経費に上乗せしている販売店が存在しています。「諸経費」とは別コラム「諸経費を理解して正しく“節税”」にも詳しく記載していますが、「法廷費用」=税金と「販売手数料」に分けられます。この販売手数料の部分が占める割合が多いと、上乗せ分と捉えてまず間違いないでしょう。具体的には、「テスト走行費用」「納車準備費用」「環境整備費用」などの名目で含まれている場合があります。それから、「納車費用」もご自身で車を取りにいけば、かからない費用になりますので、不明な項目があれば、詳細を聞いてみてください。結局トータルの費用がどれくらいなのか、そこにはどんなサービスが含まれているのか、一言に「金額が高い」といっても、他社にはない手厚いサポートや購入後の点検などを含む保守などはそのサービスも含めコストパフォーマンスが良いか悪いかという判断になりますし、中古車購入は特に信頼できる人から購入するという絶対的な安心感はプライスレスです。

車輌本体価格に惑わされず、総支払額をよく確認して、それに見合ったサービス・車なのかを慎重に検討する必要がありますね。

3.営業マンと仲良くなって交渉を“優位”にすすめる!

車は大きな買い物です。長い目でみても営業マンとの人間関係は良いにこしたことはありません。営業マンだって、人間ですからいくら仕事と言えど、態度の悪い人には良いサービスを行う気は起こりません。営業マンとの人間関係が最後の最後の決め手になると言っても過言ではないでしょう。

価格の交渉、契約時期の相談、家族の説得、お金の準備...購入する前にあなたが考えなければならないことは沢山あります。時には、家族に納得してもらえずイライラすることもあるでしょう。だからといって、「私は客だ!」と強気の態度で「値下げしろ!」なんて交渉しても何の得にもなりません。それよりも、対等な立場で交友関係を築いていくつもりで交渉をすすめてみてください。仲良くなれば、これから車購入時の生涯のパートナーになるかもしれませんし、購入後のメンテナンスや相談などのサービスも期待できます。
車を選び出し、買うと決めたら「すぐ欲しい!」もの。でも、ちょっとガマンしてください。すぐ買う気でも、すぐ買うそぶりを見せないで!
営業マンは、お客様の購入時期を見定めて、値引きする幅や額をそれに合わせるからです。例えばあしが長い商談には、契約をまとめるまでにお客様の気持ちを傾けようと何度かに分けて値引きを行う場合があります。もし、確実に購入することを悟られてしまったら、適度な値引きで満足するだろうと思われてしまうかもしれません。
要は、交渉の主導権を握ることが重要ですから、急いでいてもじらしてじらして、適度なころあいをみて良い条件を引き出してから「買う」ということです。役者ですね。笑